keiichi utsuki & shinsuke takagi aka soi48's selection
"live at soi48 - oriental groove mix"

 














03.22.sat PARADISE BANGKOK IN TOKYO "AFRICA SPECIAL" (Tokyo)

03.23.sun PARADISE BANGKOK IN TOKYO "MOLAM SPECIAL" (Tokyo)

 
 

 
 
 レコードを求めてタイ王国を訪れること20回以上。タイ音楽に関する博学能文&ユニークなアートワークのブログでも注目を集めるDJユニット、soi48の登場です。
 マフト・サイやマーク・ジャーギスといった”知られざるグルーヴ発掘”のカリスマと共演し、アジアに興味のある音楽ファンや、一部のレコード・コレクターからはすでにプロップスを得ているsoi48ではあるけれども、彼らはもっともっと知られてしかるべき存在だ。

 soi48のふたり ― ウツキ・ケイイチとタカギ・シンスケが出会ったのは、なんと『エレクトリックグライド』。さらにベルリンやケルン、アムステルダム、バルセロナ、イビサに遊んだ筋金入りのエレクトリック・ダンス・ミュージック・アディクツであり、まだ無名だったリカルド・ヴィラロボスのパーティーにせっせと足を運んだテック・ハウスの愛好家だと聞かされたときは、びっくりすると同時に、「なるほど!」と思わず膝を打ってしまった。

 「レコード最盛期」のアジアやアフリカの音楽というのは、多くの人にとって、80年代のパリを起点とするあの「ワールド・ミュージック」の価値観の中で楽しまれるものなのだろうし、またある人にとってはサンプリングのネタでしかないのかもしれない。
 しかしsoi48がメイド・イン・タイランドの埃にまみれたレコードに見いだしたのは、なによりクラブ・ミュージックとしての可能性、ダンス・ミュージックの「あり得るかもしれない姿」だった。ベルリンのダンスフロアを揺るがす熱狂、ケルンのスタジオに宿る実験精神、イビサの空気に溶けこんだ陶酔感、それらに勝るとも劣らない興奮を、30年以上前にタイの地方都市でプレスされた45回転のレコードに、彼らは聴きとったのだ。

 「live at soi48」と題された今回のセレクションには、そんな彼らのダンス・ミュージックに対する並ならぬ想いが感じられる強烈なサウンドが満載だ。容赦のないグルーヴに圧倒される瞬間が幾度となく押し寄せる。
 一方で、馬の嘶きに始まり、トルコ、レバノン、イエメン、南インドを経て、彼らがもっとも愛するイサーンのモーラムへと至る流れは、「シルクロードとはまた別の、ヨーロッパとアフリカと極東を結ぶ音の道(大石始)」の夢想へと聴く者を誘う…

perlonやostgut tonといったレーベルからリリースされる新作12”のグルーヴを凌ぐ音との出会いを夢見て、今日もバンコク行きの飛行機に乗り込むsoi48の存在は、これからますます大きなものになっていくはずだ。




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   「踊る音楽」としてヴィンテージ・タイ音楽の魅力を世界に向けて発信したパイオニア、ZUDRANGMA RECORDSのマフト・サイと、FINDERS KEEPERSの”The Sound Of Wonder!”シリーズで知られるクリス・メニストのコンビを迎えて、soi48が新宿BE-WAVEで2日間に渡ってイベントを主催します!
 おいらたちもSOUL BONANZA SOUNDSYSTEMとして3月22日(土)の「アフリカ・スペシャル」に参加します! C’mon, Join Us!!!

 さらにsoi48が監修したアンカナーン・クンチャイの編集盤『イサーン・ラム・プルーン』がEM Recordsよりリリースとなります! 5月リリース予定。これまた楽しみです!


  


 
 

 
 
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